12月8日は、リヨンが光に包まれる日。
世界各国から、幻想的なリヨンを見ようとたくさんの人々が訪れます。
今でこそ、アーティストたちがアイデアをしのぎあう商業的なお祭りになりましたが、
FETE des LUMIERES(光の祭典)の起源はとても神聖的なものです。

1850年、宗教団体によるフルビエールの丘の頂上にシンボルを建てたいという希望を受け、1852年にマリア像が作られました。そのお披露目式が予定されていた8月は、ソーヌ川の大洪水によって延期。12月8日が新しいお披露目式の日とされたのでした。
しかし当日、またもや悪天候に見舞われたリヨン。それでもリヨンの人たちはこのお披露目を楽しみにしてましたから、それぞれの家の窓にろうそくを灯し始め、夜も深くなるころには街全体が灯に包まれました。お披露目式は再延期が予定されていましたが、人々の熱意のおかげでこの夜、無事に行うことができました。それ以降12月8日は、『光の祭典』としてお祝いされるようになったのです。
100年以上経った今でも窓辺にろうそくを灯す習慣は残っており、12月8日、陽が沈む頃になるとあちこちでろうそくの炎がゆれて、リヨンの街はさらに美しく幻想的になります。
とはいえ、メインイベントはやはりベルクール広場やテロー広場、リヨン市内70箇所以上で行われる電気を使ったイベントでしょうか。教会や建物の外壁にプロジェクターが映し出されたり、フルビエールの丘に仕掛けられた光の波がソーヌ川の水面に反射して、どこを散歩しても見所満載です。
また近年では美術・建築系学校の生徒による実験的な展示も好評で、今年はクロワ・ルースで展示される模様。照明・デザインのプロのみならず、たくさんのボランティアに支えられているのが、このイベントの特徴です。
2007年のFETE des LUMIERES(光の祭典)は、12月6-9日。18時過ぎから夜中まで。
『光の街、リヨン』を体感できるこのチャンスに、ぜひリヨンへお越しください。
寒い夜には、温かくてしっかりした味付けのリヨン料理がピッタリです。
- 2007/11/14(水) 00:59:15|
- リヨン情報
-
| トラックバック:0
-